「森永ミク(著者)」の検索結果: 2件

君ノ声

心の声が聞こえる男が結婚したのは、口のきけない少女だった――。 時は大正。人の心の声が聞こえる京極一成は、その力を活かして商社を経営する敏腕社長だ。 事業は順調だがその力のせいで人を信じることができず、彼はかなりひねくれ

生まれ変わってもまた、私と結婚してくれますか

寅之介は、奉公人の薫に恋をする。 22年の間二人は少しずつ愛をはぐくみ、昭和の不器用夫と、おっとりだけど脳筋な妻の夫婦が生まれた。 夫婦は長い時間を共に過ごし、寅之介の病室で薫は懐かしそうに語り始める――。 これは、深い