フリーターの海老川泰吾は、幼い弟を育てながらコンビニバイトで生計を立てて暮らしていた。 そんなある日、叔母の勧めで弟が通う小学校の図書館ボランティアに参加することに。 人付き合いが苦手な泰吾はあまり乗り気ではなかったが、

怪獣学者の本多昭（ほんだあきら）は、“トウキョウ”と呼ばれる超巨大怪獣の死骸の、 解剖調査現場に呼ばれる――。 全長およそ210メートル、推定体重8.5万トンの巨大な検体。 そんなトウキョウの調査資料に目を通しながら、昭

「『解剖』も『幽霊』も『密室』も、こちら側からの呼び方である。あちら側からはまるで違う呼び方が、それも想像を絶する呼び方があるはず。この本の作者はその呼び方を知っている気がした」榎本俊二（漫画家） 読み出したら止まらない

アパレル店員として働いていた十野紡希は、あるとき行われた研修で講師としてやってきた有馬祐介の考えかたに感銘を受け、 有馬のもとで、お客様のニーズにこたえて服を見立てる「パーソナルスタイリスト」として働くことを決意した。

「俺、あんたなら食ってみたいです。」 社会人2年目の三日月司帆は日々の労働の癒やしとしてケーキを食べることが大好き。 待ちに待った特別なケーキを買って帰宅していたところ、高校生の日畑夜皓とぶつかって大切なケーキが潰れてし

５年前、何不自由ないが空っぽともいえる、そんな自分の人生を変えるために上京してきた降矢伊緒は、 友人に紹介され、ここ「猫目荘」で暮らすことになった。 「猫目荘」は古い建物だが、格安の家賃とふたりの男性大家が作るまかないが

広告代理店勤務の営業マン・篁がアプリで出会ったのはドッグマスクをつけた謎の男“ファントムドッグ”。 激しく濃い一夜を共に過ごした数日後、篁の前にその謎の男は売り出し中のタレントとして現れ──!? 「待て」 「できない、俺

稲葉十吉（トーキチ）は食品会社「イージーフード」でバリバリ働く営業主任のサラリーマン。ある日の仕事帰りに裏社会の殺し合いに巻き込まれたことから、トーキチは犯罪組織“コンビニ”の凄腕ヒットマン“二丁”の名を継ぐことになって

自身が働く飲食店に彼女とふたりでよく来店する常連客の男性・幸人に、長い間片思いをしている司。 司は、幸せそうなふたりを見るたびに、これは「叶わない恋」なのだと思い知らされ、幸人に想いを告げることを諦めていた。 しかしある

昼間会社勤めをする春道は、知り合いに気付かれないため、変装して偽名を使い夜遊びをしている。 高校の時に経験した大失恋が原因で、人肌が恋しくて仕方なくなってしまい、今夜も一夜限りの相手を探しにいつものゲイバーへ。 店に入る

社畜リーマンとつかみ所のないフリーターの偶然から始まる珠玉のBLが番外編、新規描きおろしなどを追加収録し新装版として登場!! 「俺とセックスできますか？」 目の下のクマがデフォの社畜リーマン・塩田は、頼まれごとを断れず残

もうすぐ四十路の守永は、彼氏がとんだクズ男とわかり大ショック。別れるためにレンタル彼氏を依頼するが、現れたのは同じ部署で働くインターン生の笹ケ瀬だった…！ 背に腹は代えられず彼氏のフリを頼むが、近距離で優しくされるとフリ