立花桐子（42歳）は数年前に夫を亡くしたため、息子の正樹と一軒家で2人暮らしをしていた。そんな立花家の隣に、仕事の関係でアメリカから引っ越してきたパウエル一家がやってきた。お隣さんは歳の差夫婦で、妻・マリアは24歳、夫・

「彼氏、不倫相手とSNSのDMでやりとりしてたんだよ!」友人とのランチの時、浮気の愚痴を聞きながら私は「まあ、うちは大丈夫だよね」と高をくくっていた――。夫とは結婚して2年目。共働きなのに家事は全部私任せ。義母からの「子

「何故私は組敷かれているんです？」「お前を抱きたくなった」 マクアードルの変わり者の国王ブリジットは先王亡き後、卓越した才能で国を立て直した名君でありながら、ほぼ姿を見せないひきこもり――。だがその正体は、その麗しき姿で

人生に訪れるたくさんの節目――進学・就職・結婚・出産・子育て・親の介護など、変化する環境や立場、人間関係の中で、女性たちが人に言えずにしまい込んできた気持ちがある。 結婚で変わった「名字」への思い（『花嫁衣装』）、はじめ

28歳、院卒、入社3か月目。 ルール絶対主義の主人公・花村かおりは ある日の会社帰り、既婚者の部長（）と同じく既婚者の先輩（）がラブホテルから出てくるところを目撃する。 不倫なんてゼッタイに許せない！・・・と息巻いた

大学のテニスサークルでの仲良しグループで恋愛結婚した花と隆。結婚後もサークルのメンバーとの交流は続き、家族ぐるみで仲良くしていた。そんな中で唯一独身だったのがサークルの華だった親友のナナ。夫との関係が怪しいと思ったら、サ

「俺、育休とるよ。梨香子を支えたい――」 そう言って育児休暇をとってくれた夫。しかし現実は家事育児もせず、スマホをいじって食って寝て、長い休みを満喫するだけ。 さらには子どもを危険にまで晒し…こいつ、必要ないよね!? 第

主人公・尚美は、夫とのセックスレスという悩みがあった。そんな折、夫がスマホで見ている画面を目にすると、そこには驚愕の事実が―！？モヤモヤした気持ちから、思い切って女性風俗を利用してみると、今までの自分から生まれ変われるよ

プロ漫画家を苦戦しながらも目指している東雲涼太は、「恋愛経験ないからラブコメの解像度が低いのだ」という周囲からのアドバイスに辟易していた。一方サラリーマンとの兼業で同人作家をしている小田明美は、家族からの結婚の圧力だけが