オンラインで知り合い、オフ会をして仲良くなった高校生の千石雪弥と一条愛理。 「もっと仲良くなりたい……。」 恋の予感を感じる雪弥と愛理だが、二人には、互いに言えない“秘密”があった――。 それは、雪弥は地元の不良男子校の

付き合って半年、大学生になった京介と柊。ただ、京介は憧れの存在である柊に気後れしてなかなか触れられずにいた。初心な二人の逢瀬が甘く優しくはじまる……かと思いきや、なかなかうまくいかない。焦れた柊から”逆転”の提案が――？

裕福な家庭に育ったものの、愛情は十分に与えられず、高校では不良として有名な旭（あさひ）。 旭は放課後に、友人とホストクラブやキャバクラが立ち並ぶ繁華街に出向いては、その並びにあるファストフード店やカラオケに溜まり、時間を

「この男に関わってはいけない……けれど、この煌めきを知りたい――」 未成年による実際の殺人事件をモデルに描かれた小説『正しいナイフの使い方』で、鮮烈なデビューを果たした小説家・眞家准。 数年が経ち、順調に著作を増やしてい

「あなたにとっての、男の子の魅力はなんですか?」 面倒見のいいお姉さん系男子、意外な一面を見せてくれる優等生男子、隣の部屋に住むリーマン男子、チャラそうに見えて実は真面目男子、女の子みたいな可愛い系男子… ギャップいっぱ

ツトムはその日、何かから逃げるように車を走らせていた。 サービスエリアに車を止め嘔吐するツトム、その時、見知らぬ女性が水を差し出してきて…。 彼女に電話が使えるところまで送ってほしいと頼まれ、なにやら違和感を覚えながらも

労働に明け暮れ、毎日深夜まで残業続きのホサは、趣味に時間を使う気力もなく、「感情スイッチ」をオフにして虚無な日々を過ごしていた。そんなある日、帰宅途中に、炭火焼肉セット一式を抱えた学生時代の旧友・センド―とバッタリ再会。

モテ男子の高島修一は、好意を寄せてくる女子から視線に常に晒され、うんざりする日々を送っていた。昼休みのゴミ捨て場で親友・カズと一緒にこっそり昼食を摂るのが唯一の癒し……だったのだが、そこにメガネ女こと海老原るいが乱入する

法律一家で生まれた古城は、大学の片隅で無料の法律相談所を開いていたが、その冷酷無比な「法律マシーン」ぶりに口コミは最悪の一言であった。 しかし、そんな古城の元に事件解決を依頼する1人の女学生・戸賀がやってきて……!? 論

高校２年生の土家千景のクラスに転校してきたのは、人間離れした美しさをもつ少年・鱗星青。…と思ったらこの鱗星くん、まばたきのたびに目尻から星屑を散らし、電化製品を電波障害で故障させ、居眠りをすると物理的に身体が浮いてしまう