神社の麓にある「高天原」は三人姉弟が営む小料理屋。 優しい味の料理はどれも逸品。 しかし、この小料理屋にたどり着けるのはごく一部の人間のみ。 そんな不思議な小料理屋の暖簾をくぐったのは 冴えないサラリーマンの氷川で――。

田舎で暮らすメジとヤモは、
近所をうろつく天敵・ネコの観察に余念がない。
最近は、人間とネコの交流が気になリ、モノマネしてみたり近づいて瀕死で逃げてみたり。
今日も２匹は、他の生き物たちに思いを馳せながら、
軽快におしゃべりを繰り広げる。

憧れの編集部に配属されたΩの島。デキる先輩・雨宮の元で頑張るものの、ミスの連発やΩの発情期に悩まされたりと落ち込んでしまう。そんな時、外見に構わずちょいぷよ体型のせいで、雨宮が「残念なα」と呼ばれていることを知ると、彼を男磨き企画に引き入れることを思いつき…!?

あのとき、君の告白を受け入れていればよかった。
そうすれば――君は死なずに済んだのだろうか。

現代に生きる冴えないおじさん・真島ヒロキは、初恋の人・常盤リョウコの死亡報道への失意のうちに、いつのまにか平成初期、1997年にタイムスリップしてしまう。

目の前には、当時の姿のリョウコがいて…。
ヒロキはリョウコの告白を受け入れ、晴れて彼女と付き合うことに。
失われた青春を満喫して、浮き足立つヒロキだったが
彼を待ち受けるのは、あまりにも悲惨で淫靡な使命だった――。

もう少しで卒業式ーー。現役JKを名乗れるのもあとちょっと……。
思い出される青春の日々は、寂しさや切なさや、自分への後悔ばかり。
そんなうんざりしながら過ごした女子高生としての毎日に終わりを告げる「卒業式」とはいったい何なのか……。
天真爛漫な合田さん、陸上部の松田さん、惰性で生きる田嶋さん、
優等生の真田さん、学校嫌いな金子さんと刈谷さん。
6人の女子高校生が迎える”卒業”にまつわるイノセントで、グロテスクな青春ストーリー。